はてブのカテゴリーを見て

 はてブの編集画面のすぐ隣にカテゴリーってやつがあるんだけど、今ちょろっと見ると、ブログを始めた当初考えていた本の感想とかレポートなどというカテゴリー全く使わないなーと思った。特に本の感想だが、最近、小説とか文庫とかには全く触れてない。そんなに時間ねーよというのが正直な感想だけど、こういう話題の方が恐らくはてブ的には人気があるので、ブログを見てもらうという観点からは重要かもしれない。ずいぶん前に書いたテネシー・ウィリアムズの戯曲の記事がこのブログ内では人気があるみたいだ。私は英語英文学科卒なので、英米文学を大学で学んでいた人間なのだけれど、実はそれ系の記事は(頑張れば)そこそこ書ける気がする。例えば、私はディキンソンが好きで、詩集を持っていたりするのだけれど、詩の解釈とかを書いたら、そこそこ人に見てもらえるのだろうか?フォークナーの『響きと怒り』の時間構造について書いたら?だが、気合を入れて書く記事よりも、新しい本を読んで、その感想を緩くシェアするという「半」SNS的な記事が良いかもしれない。ブログをやっているのは、SNSとの差別化に他ならないわけだけれども、私がはてブの記事を読む限り、(人気の記事は)SNSに近づいてきているように思える。